子育ての大切さ・社会貢献を伝えた事は賛同します。だけど、一番腑に落ちないのが、『特に女子は顔を上げて聞いてください』と言うセリフ。
出産・子育ては女の仕事と押し付けているところ、実に考えが古ぼけている。一応最後に男子にも『子育ては夫婦で助け合いが必要』とは付け足してるけど、だったら最初から男女平等に言うべきだと思う。
『学生時代に出産して、子育てが終わってら大学に行きその後就職すれば良い』と言っていて、それ自体は一応筋が通っている気がするけど、全く現実味が帯びていない。
まず、子育てが終わってっていつ?
子どもが10歳くらいでも、手かかるよ?
仮にその時期に子育てしながら名門大学に入る勉強をするのはかなり大変だと思う。それに高校生で一旦勉強を中断するよりも、若くて記憶力の高いうちに継続して勉強して、いい大学に入ってしまう方が簡単だと思う。
校長の案で男女平等だと言っているならおかしい。
また、仮に大学に入れたとして、子育てしながらならサークル活動・バイトとかってやる余裕はないですよね?私は個人的に大学時代は、専門学部の勉強と同等、もしくはそれ以上にサークル活動・バイトから得られるものがあると思う。
サークル活動から得る、一生ものの友情・難しいことにも団結してチャレンジする精神・ウマが合わない人とも何とかやっていこうとすること、これら全て社会人になって役に立ってる。
バイトでは、金儲け・経営の初歩を学べた。
それらを経験できないのは大学に行っても片手落ちだと思う。
それに子育てが終わって、大学卒業時に30歳過ぎてたら、就職もかなり不利だよね?日本の会社は若く新卒で入るのが一番楽なんだから。
その辺りのディメリットを全く言わないで、中学生女子が学生時代に子どもを産んでしまって、あんた、その子の人生に責任取れるの?と言いたい。
そもそも、男女平等に社会で活躍させたいと言う考えが無いんだよ、この校長には。
『子ども産んでも取り敢えず大学にも行けるし働けるし、問題ないでしょ。』
と聞こえてしまう。
じゃあ私は社会に何を一番望むかと言うと、
出産後、職場復帰した際の男女共の時短勤務かな。出産だけは女性しかできないからその間の職場離脱は仕方ないけど、職場復帰後は父母で半分ずつ時短勤務すれば、母親にのみ昇格が遅れることは大分和らぐと思う。
夫婦で助け合う子育て正にこう言う事じゃないの?
と言うか、何でこうなっていないのかが不思議だ。
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