2021年11月9日火曜日

自閉症の子のマンガ

前回の話の続き。

その自閉症マンガで、重度知的障害の子供は普通の幼稚園に行くものの、言葉が喋れないので、嫌なことがあってお友達に噛み付いてしまうと言う下りがあった。

母親は色々悩んで親の懇親会の時に、『うちの子の事で何かあれば連絡下さい』と全員の保護者に連絡先を渡す。

んで後日。運動会の練習の際にその自閉症の子がちゃんと走らないのでそのクラスは毎回ビリになり、クラスの子から不満が上がる。その事実をある子の親が自閉症の子の母親に伝える。決して自閉症の子にリレーに出るな、とは言ってない、何かあれば言ってほしいと言ってたのでお伝えします、と言う下り。

これだけ読むと別に普通のやり取りな気がするけど、主人公の自閉症の親子目線では、超陰湿に書かれてるの。イジメだとか自分達のコミュニティから除外してこようとするとか。

え、何でも言ってくださいと言っておいて何か言うとイジメ扱いで超陰湿者にされるの!?


自閉症/子供限らずに、コミュニティにとってプラスな人が来ると喜ばれて、マイナスな人が来ると嫌がられる、それだけだと思うけどね。

・リレーのチームに足の速い子が居たら喜ばれる

・仕事のチームに仕事出来ないおっさんが居たら鼻つまみ者にされる

特に特技/才能はないけど元気に居てくれるだけでいいからね!と認めてもらえる、そんな世界、家族以外であるわけ無いよ。

何いってんの。